2020/10/18 18:28
着物を日傘にしようとしたきっかけは熊本地震なのです
2016年4月、熊本地震が発生しました。
震源地の益城町からは半径約3キロメートル
我が家の二階に鎮座していた婚礼家具が転倒などして家族がケガすることは免れたものの
阪神淡路大震災では大型の家具などが倒れてきて命を落とした人が少なくないと知り
今後、家具で家族に危害が及ぶことを避けるため
泣く泣くお別れしました。
当時、不要になった家具を回収し、手を入れて必要な方へリサイクルする行政の機関があったのですが
そこも被災して今後の見通しが立たないため
家具の引き取りを中止していました。
県外のリサイクル業者に見積を頼んだところ
「婚礼家具に需要がなく、価値がない」と言うのです
誰かこの家具を必要とする人はいないだろうか
二階からこの家具を降ろしてくれる人はいないか
まだまだ地震から時間も経っていない混乱した状況の中で色々考えあぐねた結果
「災害ゴミとして出すときは解体して指定の場所へ出して下さい」
という市町村担当の言葉通り、夫婦して解体して手放しました。強制的に断捨離しました。
これを語るときは辛い時期もありましたが
地元紙が熊本地震の手記を募集し、この経緯を応募したところ、それが掲載され
数十名の方の手記が冊子になったとき、心の傷が少し癒えたような気がしました。
重い内容に感じられたかもしれません。
長くなりましたので次回続きを書きたいと思います